メジロブルーム（1998年生、母メジロティファニー）

Mejiro Broom

1998.05.06

メジロブルーム（1998年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時11歳）と交配したメジロティファニーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害23戦1勝2着2回、地方2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月29日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は420kg。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

4月8日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

8月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

10月2日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅花特別（上山ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリトオウカから2馬身半差の2着となった。

10月22日、中2週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

4歳（2002年）

1月27日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

2月16日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

8月25日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月26日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で江田勇亮騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2003年）

2月22日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズシャイニングから半馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月10日、中6週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンチャンプから2馬身半差の2着に敗北した。

10月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた23戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（2004年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（10戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノササヤキに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中9週で迎えた29戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（13戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月6日、約3か月半の休み明けで迎えた30戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2005年）

5月15日、約6か月半の休養明けで迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（14戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月4日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（15戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた33戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（16戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。