ミスターミサト（1991年生、母ツキメリー）

Mr.Misato

1991.02.16

ミスターミサト（1991年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時15歳）と交配したツキメリーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

2月6日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では閃光の如き末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1600m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた4戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤマニンリコールを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の奥尻特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。