クラウンフリード（2022年生、母クラウンビション）

クラウンフリード（2022年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+解放された」。毛色は栗毛。種牡馬のタワーオブロンドン（当時7歳）と交配したクラウンビションが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C2-20。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月15日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

12月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2025年）

2月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

8月30日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、長谷川蓮騎手を鞍上に迎えて、一般C2 29（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2 26（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川蓮騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったスマイルペンダントに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川蓮騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2 22（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川蓮騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2-20（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川蓮騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のレジェンダイズを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2 13（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷川蓮騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のバークテソーロをアタマ差振り切って2勝目を奪取した。