フジノセイガイハ（1994年生、母フジノセイカイ）
Fujino Seigaiha
1994.05.11
フジノセイガイハ（1994年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時12歳）と交配したフジノセイカイが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）不二牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害25戦1勝2着1回。1999年の京都ハイジャンプ(JG2)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1997年）
10月18日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
11月9日、中2週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。
4歳（1998年）
4月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
5月16日、中2週で迎えた4戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた5戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。
6月20日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
7月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下の陸奥湾特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
7月19日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。
7月25日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
12月13日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月27日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。
5歳（1999年）
1月6日、中0週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジースナイパーに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。
2月6日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月13日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた14戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。13頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。11着に終わった。
3月6日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた15戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月11日、中4週で迎えた16戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4100m 雨/不良）に62kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月16日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 曇/良）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は川合達彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月29日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3760m 晴）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月20日、中2週で迎えた20戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（5戦1勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードアトラスから約21馬身差の2着となった。
12月18日、中3週で迎えた21戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は出津孝一騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
6歳（2000年）
11月25日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3760m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月9日、中1週で迎えた23戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
7歳（2001年）
1月6日、中1週で迎えた25戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月10日、中4週で迎えた26戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。
4月1日、中6週で迎えた27戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。
4月14日、中1週で迎えた28戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 曇/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
8歳（2002年）
3月31日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（9戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月11日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 曇/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は今村康成騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月15日、中4週で迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は出津孝一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月6日、中2週で迎えた33戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月27日、中2週で迎えた34戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（11戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。