メイショウカネサダ（2013年生、母ブラックティー）

メイショウカネサダ（2013年4月4日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋土方歳三の愛刀の名より」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時19歳）と交配したブラックティーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のごぎょう賞(500万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日進牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって1,317.6万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

12月5日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は510kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロワゾブルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2016年）

1月31日、中7週で迎えた2戦目は、3歳500万下のごぎょう賞（中京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルサケガシラを上がり3位の末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

2月27日、中3週で迎えた3戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦2勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦2勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

5歳（2018年）

2月25日、約24か月の休み明けで馬体重を前走から48kg増やして迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井学騎手（4戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカズマペッピーノに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。