グランレザンドール（2021年生、母マルヨシロワイン）

グランレザンドール（2021年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「すごい(西)+黄金のぶどう(仏)」。毛色は芦毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時13歳）と交配したマルヨシロワインが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2024年の飲んで応援!ひょうごの酪農賞(B C1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大狩部牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、福盛訓之によって1,650万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月14日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月3日、中6週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

3歳（2024年）

1月27日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

2月4日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

2024年2月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月5日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデザインコードに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の飲んで応援!ひょうごの酪農賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のベストフラワーに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月3日、中1週で迎えた7戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菊水賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。