ミュミュダベイユ（2010年生、母バージンマッカラン）

ミュミュダベイユ（2010年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「蜜蜂のささやき（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のグランデラ（当時12歳）と交配したバージンマッカランが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は吉野政敏。戦績は、中央平地2戦0勝、地方33戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般C26。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月2日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた2戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

11月8日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた6戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3歳（2013年）

1月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

1月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月11日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた17戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた18戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月10日、中1週で迎えた19戦目は、なつつばき賞（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（12戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（13戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はウィッシュウインと並んで2着同着となった。

9月4日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（15戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（16戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた25戦目は、小山裕也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（17戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（18戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

11月12日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（19戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月30日、中6週で迎えた29戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（20戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4歳（2014年）

1月9日、中0週で迎えた30戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（21戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（22戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた32戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアルマアダーラに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた35戦目は、高野康彦しっかりしろカップ（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。