アイランドブルビー（1995年生、母コスモポリタン）

アイランドブルビー（1995年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカンパラ（当時19歳）と交配したコスモポリタンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アイランドファーム。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

4月5日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ダイタクリッツに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月23日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、トゥワイスラブにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスピードチルドレンに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月21日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（8戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

4歳（1999年）

1月6日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（9戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい14着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（10戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。