セイウンイチサヨ（1996年生、母スイートブレスト）

Seiun Ichisayo

1996.05.05

セイウンイチサヨ（1996年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時7歳）と交配したスイートブレストが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田原成貴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

5月16日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウエイジャンボを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（2000年）

1月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で上村洋行騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

3月25日、中7週で迎えた7戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は上村洋行騎手（5戦1勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。