アーバンエア（2021年生、母City Chic）

Urban Air

2021.03.03

アーバンエア（2021年3月3日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「都会的な雰囲気」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のInvincible Spirit（当時24歳）と交配したCity Chicが9歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

吉岡辰弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月8日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は546kg。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

4月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

6月1日、中7週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月10日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月25日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のシセイダイキに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、一般C32 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C32 C41（門別ダート1200m 雨/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C22 C41（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、プルミエールパスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2025年）

1月13日、中9週で迎えた9戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモッテルネに約13馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

1月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十六十七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて抜け出し、最後は2着のリケアシラヌイに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレジェンドウェイに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月18日、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

2024年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。