シンガプーラ（2021年生、母ミュゼット）

シンガプーラ（2021年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最小種の猫」。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したミュゼットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の一般C17。

経歴

デビュー前

嘉藤貴行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月10日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月20日、中9週で迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月30日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセザンステートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月12日、中3週で迎えた6戦目は、スノードロップ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

4歳（2025年）

1月21日、中3週で迎えた8戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた9戦目は、裕紀&菜々ウエディング記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、コパノイノリに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中3週で迎えた10戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた11戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のシルバーブリッジに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

5月14日、中3週で迎えた12戦目は、鷺山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本征吾騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた13戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、根尾川賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月13日、中8週で迎えた14戦目は、騎手候補生募集!教養センター賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、立冬特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、井口裕貴騎手を鞍上に迎えて、仲冬特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月28日、中0週で迎えた17戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C13 C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。