テンヴォイス（1993年生、母イスズテューダー）

Ten Voice

1993.04.25

テンヴォイス（1993年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のアサティス（当時8歳）と交配したイスズテューダーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

3月24日、デビュー戦は清山宏明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったカズノクインに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシュガーエンジェルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4歳（1997年）

11月29日、約20か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5歳（1998年）

4月12日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月18日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた6戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。