エタニティマリー（2016年生、母キョウエイマリー）

エタニティマリー（2016年1月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「永遠＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時10歳）と交配したキョウエイマリーが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2020年の一般C1六。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

9月17日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は398kg。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

3歳（2019年）

1月14日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた5戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

7月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月3日、中5週で迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4歳（2020年）

1月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた9戦目は、モモンガ賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた10戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、フェネック賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた11戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ヤマニンキアラにクビ差交わされて2着となった。

7月28日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したトリプルベルを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月29日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミルコメダに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月26日、中3週で迎えた18戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のザリナイランに1馬身3/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月5日、連闘で迎えた19戦目は、一般B2九（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた24戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5歳（2021年）

3月12日、中9週で迎えた25戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた26戦目は、一般B2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（8戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月13日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4月25日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、駒形賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた30戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

2021年5月30日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。