シャルマン（1994年生、母アトムフラッシュ）

Charmant

1994.04.18

シャルマン（1994年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤエノムテキ（当時9歳）と交配したアトムフラッシュが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）宮村牧場。戦績は、中央平地22戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 22戦1勝 [1-0-2-19/22]
• 総賞金 国内: 1,035万円
• 生年月日: 1994年4月18日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 栗毛
• 厩舎: 新関力 美浦
• 馬主: 石崎輝美
• 生産者: （有）宮村牧場
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身3/4

ベストレース

• レース名: 4歳未勝利
• 日付/馬齢: 1997年6月14日/3歳
• コース: 函館ダート1000m 右
• 着順: 3着
• オッズ/人気: 7.6倍/3番人気
• 馬番/頭数: 3番/10頭
• 天候: 晴 19.1℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=11.9/ラスト=13.0
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 4-3
• 馬体重 増減: 424kg -4
• 出走間隔: 連闘
• 騎手 斤量: 東信二 53.0kg

血統

概要

母のアトムフラッシュは中央平地4戦0勝。曾祖母のオカメは中央平地39戦6勝2着4回。父のヤエノムテキは中央G1・2勝（東京芝[2勝:2000m]）。

近親馬

• • 半従兄: マルカシーズ 1993/JPN/カコイーシーズ
  マルカシーズ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Fairway＝Pharos	6*7*7*7×5*6	8.59%
き	Harina＝プリメロ	6×5	4.68%
牡	Hyperion	7×5	3.9%
牡	Nearco	6*6×5	6.25%
牡	Blandford	7×6*7	3.12%
牡	Blenheim	7*7×7	2.34%
牡	Grand Parade	7×7	1.56%
牡S	Menow	6*6*6	4.68%
牡S	Bull Dog	7*7*7	2.34%
牡S	Blue Larkspur	7*7	1.56%
牡M	Rabelais	6*7	2.34%
牡M	Gainsborough	6*7	2.34%
牡M	Chaucer	7*7	1.56%
牡M	Swynford	7*7	1.56%
牝M	Eglantine	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ヤマニンスキー 1975 （JPN）		Nijinsky 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Flaming Page	Bull Page
				Flaring Top
		アンメンシヨナブル 1970 （USA）	Buckpasser	Tom Fool
				Busanda
父 ヤエノムテキ 1985 （JPN）			Petticoat	Palestinian
				Sabana
		イエローゴツド 1967 （GB）	Red God	Nasrullah
				Spring Run
父の母 ツルミスター 1980 （JPN）			Sally Deans	Fun Fair
				Cora Deans
		フジコウ 1964 （JPN）	ソロナウエー	Solferino
				Anyway
			ハマミドリ	トサミドリ
				フジサカエ
母の父 ダイアトム 1962 （GB）		Sicambre 1948 （FR）	Prince Bio	Prince Rose
				Biologie
			Sif	Rialto
				Suavita
		Dictaway 1952 （FR）	Honeyway	Fairway
				Honey Buzzard
母 アトムフラッシュ 1982 （JPN）			Nymphe Dicte	ダイオライト
				Nanaia
		セントクレスピン 1956 （GB）	Aureole	Hyperion
				Angelola
母の母 セントオカメ 1974 （JPN）			Neocracy	Nearco
				Harina
		オカメ 1958 （JPN）	ヒンドスタン	Bois Roussel
				Sonibai
			トートレル	Tornado
				Philadelphie

血統分類

• サイアーライン: ニジンスキー系
• ファミリーナンバー: 11-e

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1997/10/26 東京	芝1400m 良 晴	4歳以上500万下	シンメイライコウ 1.9	17 / 18	3枠 5番	勝浦正樹	50kg	193.2	16人	5-4	37.5 / 35.1	426	+6
1997/10/05 東京	芝1400m 稍 晴	4歳以上500万下	マイネアイボリー 1.2	5 / 9	7枠 7番	勝浦正樹	50kg	143.8	9人	2-1	36.7 / 35.5	420	+4
1997/09/20 中山	ダ1200m 良 曇	4歳以上500万下	チャーミングブロー 2.1	15 / 16	2枠 4番	亀山泰延	53kg	132.0	15人	14-16	38.8 / 35.7	416	+10
1997/09/06 中山	芝1200m 良 曇	葛飾特別 500万下	キングスビショップ 1.3	10 / 14	2枠 2番	亀山泰延	53kg	160.6	13人	10-9	36.1 / 34.0	406	-16
1997/07/27 函館	芝1000m 良 晴	4歳以上500万下	マンジュデンガイカ 1.4	10 / 12	6枠 7番	東信二	53kg	75.1	10人	11-11	35.0 / 35.2	422	0
1997/07/12 函館	ダ1000m 良 晴	4歳以上500万下	ワキアオブスズカ 1.7	7 / 10	8枠 10番	東信二	53kg	9.8	4人	5-6	37.5 / 36.0	422	+2
1997/06/28 函館	ダ1000m 良 曇	4歳未勝利	(バディーシリーズ) -0.3	1 / 10	6枠 6番	東信二	53kg	3.8	2人	2-2	37.4 / 35.8	420	-4
1997/06/14 函館	ダ1000m 良 晴	4歳未勝利	セントハクウン 0.2	3 / 10	3枠 3番	東信二	53kg	7.6	3人	4-3	36.7 / 36.1	424	-4
1997/06/07 函館	ダ1000m 良 曇	4歳未勝利		中止	5枠 5番	東信二	53kg	14.6	5人			428	0
1997/05/03 東京	芝1400m 良 曇	4歳未勝利	アイアムダンディー 1.5	7 / 16	4枠 8番	柴田未崎	50kg	10.0	4人	7-7	37.0 / 35.7	428	0
1997/04/20 東京	ダ1200m 良 曇	4歳未勝利	プライド 1.9	13 / 16	5枠 9番	武士沢友治	50kg	21.7	6人	11-9	39.3 / 37.0	428	-4
1997/04/05 中山	ダ1200m 重 小雨	4歳未勝利	アフタービート 1.5	7 / 16	4枠 7番	大塚栄三郎	53kg	15.5	6人	1-1	39.6 / 34.9	432	-2
1997/03/15 中山	ダ1200m 稍 曇	4歳未勝利	アティックソルト 0.7	5 / 14	4枠 6番	亀山泰延	53kg	29.0	7人	4-4	39.2 / 34.7	434	0
1997/03/02 中山	ダ1200m 良 曇	4歳未勝利	アンディーン 1.6	8 / 16	5枠 10番	大塚栄三郎	53kg	11.4	4人	3-5	40.4 / 35.3	434	0
1997/02/09 東京	ダ1400m 良 晴	4歳未勝利	ダービーカーニバル 1.5	4 / 13	5枠 7番	大塚栄三郎	53kg	8.2	4人	2-1	40.4 / 36.9	434	-2
1997/01/18 中山	ダ1200m 良 晴	4歳未勝利	クチブエ 3.1	13 / 13	3枠 3番	大塚栄三郎	53kg	4.2	2人	2-2	43.0 / 34.4	436	+2
1997/01/11 中山	ダ1200m 良 晴	4歳未勝利	レディフリージア 0.7	3 / 16	4枠 8番	柴田未崎	50kg	34.1	7人	2-2	39.6 / 35.0	434	+2
1996/12/21 中山	ダ1200m 重 晴	3歳未勝利	フレッシュフェザー 1.9	7 / 16	5枠 10番	柴田未崎	50kg	19.9	7人	2-3	40.0 / 35.0	432	0
1996/12/07 中山	ダ1200m 稍 晴	3歳未勝利	シャインストーン 1.7	4 / 9	6枠 6番	柴田未崎	50kg	11.1	3人	3-3	39.4 / 35.6	432	+8
1996/11/10 東京	ダ1200m 重 晴	3歳未勝利	キョウエイスピーチ 2.8	9 / 12	6枠 7番	亀山泰延	53kg	24.5	7人	4-5	39.2 / 35.6	424	-2
1996/10/26 東京	芝1400m 良 晴	3歳新馬	スターマイサドル 1.2	6 / 13	1枠 1番	田面木博公	53kg	48.3	7人	4-3	37.4 / 35.5	426	0
1996/10/12 東京	芝1400m 良 曇	3歳新馬	スピードワールド 2.6	10 / 11	8枠 11番	亀山泰延	53kg	127.4	10人	10-9	36.2 / 37.0	426

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

10月12日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は亀山泰延騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた4戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3歳（1997年）

1月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

1月18日、連闘で迎えた7戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた12戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田未崎騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

6月7日、中4週で迎えた14戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月14日、連闘で迎えた15戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバディーシリーズを交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東信二騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月6日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月20日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた21戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい5着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に終わった。