タツボストン（2006年生、母コートリーブレーヴ）

タツボストン（2006年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時12歳）と交配したコートリーブレーヴが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

7月12日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

10月26日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたサザンスターディ決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

3歳（2009年）

4月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

7月12日、中6週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月16日、中8週で迎えた10戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、爽秋特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた11戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、小春特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月8日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、プリムラ特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4歳（2010年）

1月7日、中1週で迎えた14戦目は、鴻巣びっくりひな祭り賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた16戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、ライトウェイトin浦和賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。