フルスロットル（1992年生、母パピヨンダンサー）

Full Throttle

1992.04.29

フルスロットル（1992年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスル（当時12歳）と交配したパピヨンダンサーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡 駿弥。戦績は、中央平地10戦0勝、地方8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳B1。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

10月9日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3歳（1995年）

4月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

7月22日、中6週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた11戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のイチヨシルーキーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた12戦目は、4歳C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレインボーサークルからクビ差の2着に甘んじた。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳B（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた14戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、4歳C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアテインメントに半馬身の差をつけて優勝

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、4歳B（三条ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、4歳B1（三条ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクリックゴールドに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月28日、中6週で迎えた17戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた18戦目は、C5-1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。