フェブルウス（2020年生、母マトリョーシカ）

フェブルウス（2020年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ローマ神話に登場する月の神。本馬の誕生月より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時11歳）と交配したマトリョーシカが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

7月16日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/重）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての2番ゲートからスタート。競走除外となった。

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月5日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のルルシュシュに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

6月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

10月9日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 小雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

11月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2024年）

1月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入った。

2月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4月20日、中8週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（5戦1勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に終わった。