エメラルドシティー（2022年生、母ジュエルクイーン）

エメラルドシティー（2022年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宝石名+父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時17歳）と交配したジュエルクイーンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は明治牧場。主な勝ち鞍は2025年のグランシャリオドリーム74(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

西園翔太厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

3月23日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

7月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月6日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、若杉朝飛騎手を鞍上に迎えて、スイレン特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で若杉朝飛騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた6戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム57（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったマンダレーヒルに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月24日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、グランシャリオドリーム63（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は若杉朝飛騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

10月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた9戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム74（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクラウンジュエルを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月30日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

12月2日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた11戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。