スナークラファエロ（2021年生、母シンコームーン）

Snark Raffaello

2021.04.15

スナークラファエロ（2021年4月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時9歳）と交配したシンコームーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋フアーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、杉本豊によって1,705万円で落札された。

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月14日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー小倉（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた2戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るズバットマサムネを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のサンライズソレイユに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月27日、中6週で迎えた4戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦2勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

12月7日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鳴海特別（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のアルファヒディに1馬身3/4の差をつけて休養明け初戦を制した。

4歳（2025年）

1月13日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの雅ステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のタイトニットに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。