トウカイランボー（1987年生、母トウカイリボン）

トウカイランボー（1987年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時15歳）と交配したトウカイリボンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡部牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の村杉ハンデ(B3)。

経歴

デビュー前

田所秀雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

9月9日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、田所秀孝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

11月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスハンターに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月18日、連闘で迎えた4戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンセンサーをハナ差制して勝利を手中に収めた。

12月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた6戦目は、4歳C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳C1ロ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンセンサーをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

4歳（1991年）

4月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、一般C4ロ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4ロ（三条ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐剛紹騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4（三条ダート1600m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた11戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウセンチュリーに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

6月9日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（8戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイダッシュに6馬身の差をつけて優勝

7月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったボストンビューティから1馬身差の2着となった。

8月14日、中3週で迎えた16戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般B3（三条ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般B3ハ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトバクシンに3馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、村杉ハンデ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトワールドに1馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

9月28日、中1週で迎えた19戦目は、越路賞（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた20戦目は、新潟山形対抗戦（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（11戦4勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（12戦4勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた22戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（13戦4勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた23戦目は、新潟高崎リーディングジョッキー（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（14戦4勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1992年）

1月4日、中3週で迎えた24戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐剛紹騎手（15戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアマミレットに1馬身の差をつけて8勝目を獲得した。