ゼンダンラビット（2017年生、母スウィートダンス）

ゼンダンラビット（2017年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（馬主名より）＋ウサギのように俊敏な馬になるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時20歳）と交配したスウィートダンスが20歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広中稔。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

11月16日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3歳（2020年）

5月31日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

7月11日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

8月12日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた4戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1230m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

10月16日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月30日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた11戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、リュデスドゥモンドに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったトウケイサミドリに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

6月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったアイファーブラックに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた15戦目は、名古屋モーニングフィーバー10（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、キタノアゲインに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた16戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた17戦目は、名古屋モーニングフィーバー42（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。