ファザーズドリーム（1992年生、母グロリアウェーブ）

ファザーズドリーム（1992年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスピークリーズン（当時6歳）と交配したグロリアウェーブが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中前牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回、中央障害6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

4月30日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝1800m 小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた2戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったティーエムビガーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月15日、中2週で迎えた5戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったライズライズにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のコスモトップレディに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

8月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた8戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の金北山特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4歳（1996年）

2月24日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた14戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた15戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のラグビーカイザーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月4日、中2週で迎えた16戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で臼井武騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルトレドールから約13馬身差の2着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で臼井武騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルトレドールから2馬身半差の2着となった。