マークローラ（1984年生、母フクセイダイ）

マークローラ（1984年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のアステイングドウ（当時12歳）と交配したフクセイダイが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中館牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1986年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

6月15日、デビュー戦は清山宏明騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1000m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のエスエムトウダイをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

12月6日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、アラ系3歳300万下（中京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は清山宏明騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3歳（1987年）

1月5日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら50kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた7戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（小倉芝1200m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上300万下（小倉芝2000m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。