フジマサミラージュ（2011年生、母プリンセストロイ）

フジマサミラージュ（2011年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋蜃気楼」。毛色は栗毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時13歳）と交配したプリンセストロイが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、藤原正一によって787.5万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月15日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

3歳（2014年）

3月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

5月4日、中6週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた5戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。