ビッグクロワッサン（2008年生、母ラストドーター）

Big Croissant

2008.04.17

ビッグクロワッサン（2008年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時11歳）と交配したラストドーターが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三枝牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、林正夫によって115.5万円で落札された。

鈴木啓之厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2010年）

11月30日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るツィンマークを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2011年）

8月12日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳戦のカンナ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のマルヨプリウスに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサルサフレイバーを3/4馬身振り切って負け無しの3連勝を決めた。