リスティアアーミー（2001年生、母グッドラックレディ）

リスティアアーミー（2001年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（強盗・ギリシャ語）＋軍隊」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したグッドラックレディが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

5月21日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアミュレットに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエイトフォーから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフロムザスカイに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月16日、中5週で迎えた9戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた10戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

3歳（2004年）

7月10日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

10月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったビシャモンテンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月12日、中3週で迎えた13戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルデバランを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って優勝

4歳（2005年）

7月15日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、一般C2十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた18戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた19戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。