アーチフライト（2021年生、母ラトーヌインパクト）

Arch Flight

2021.05.19

アーチフライト（2021年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したラトーヌインパクトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河小林牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C3五。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河小林牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、浦河小林牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会上野進二によって275万円で落札された。

甲田悟史厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2024年）

9月2日、デビュー戦は加藤雄真騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は441kg。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた2戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に敗れた。

11月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4歳（2025年）

2月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg絞って迎えた4戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったエイシンゾディアクに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

3月4日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた6戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、一般C3五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るプロンプトノアを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

9月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。