ナチュラルギフト（2000年生、母イールディス）

ナチュラルギフト（2000年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「生まれつきの能力を活かして欲しいため」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラローレル（当時9歳）と交配したイールディスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠伊藤牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

8月10日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

9月14日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた5戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

3歳（2003年）

2月2日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田未崎騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

2月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入った。

5月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた9戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた10戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた11戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では非凡な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

7月19日、中2週で迎えた12戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

11月15日、中9週で迎えた15戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた16戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。