サンシユウロツキ（1984年生、母ウエルカムクイン）

サンシユウロツキ（1984年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時8歳）と交配したウエルカムクインが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中原牧場。戦績は、地方36戦14勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の相模湖特別(A2)。

経歴

デビュー前

細川潔厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1986年）

12月24日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジヤパンライトに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1987年）

1月9日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミドリベルからクビ差の2着に甘んじた。

2月24日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、アラ系4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミセンプウに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンベルダンに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のれんげ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦3勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシナノソフイアから半馬身差の2着に敗北した。

12月13日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた8戦目は、アラ系一般C2二（川崎ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドトスターに3馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。

12月29日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C1（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（8戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラブネに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1988年）

1月15日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C1二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森下博騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラブネに1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、アラ系一般C1（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で森下博騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトミムサシに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月18日、中2週で迎えた12戦目は、芦ノ湖特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で森下博騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラインフアーストに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月11日、中2週で迎えた13戦目は、シルバーカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で森下博騎手（12戦8勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、三笠特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で森下博騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトリプルエースに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月24日、中2週で迎えた15戦目は、相模湖特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で森下博騎手（14戦9勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワマドンナに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5歳（1989年）

7月19日、約13か月の休み明けで迎えた16戦目は、千葉進騎手を鞍上に迎えて、見付特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系一般A2（三条ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカスミリユウをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

9月11日、中3週で迎えた18戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、白勢特別（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般A2（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた20戦目は、日本海特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクラバツトからクビ差の2着となった。

10月28日、中0週で迎えた21戦目は、深秋特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、晩秋特別（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で津野総夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた23戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、越佐記念（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

6歳（1990年）

3月27日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、アザレア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた25戦目は、花見月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた26戦目は、花吹雪特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎本貴行騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタマノセンプーに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5月23日、中4週で迎えた27戦目は、晩春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎本貴行騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエシンボルをハナ差制して制した。

11月17日、約6か月の休み明けで迎えた28戦目は、下越特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた29戦目は、東栄特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（1991年）

4月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた30戦目は、陽春特別（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた31戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、銀蹄賞（三条ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた32戦目は、渡部隆男騎手を鞍上に迎えて、笹山特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月15日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた33戦目は、新津特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡部隆男騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月6日、約5か月の休み明けで迎えた34戦目は、安井良人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた35戦目は、宗石大騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアリババに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

8歳（1992年）

2月22日、中7週で迎えた36戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノエイカンからクビ差の2着に甘んじた。