コスモチャペル（2010年生、母タイキチャペル）

コスモチャペル（2010年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時10歳）と交配したタイキチャペルが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって315万円で落札された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月1日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したモーニングムーンを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3歳（2013年）

2月16日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトシファイブスターに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の平ヶ岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では末脚が振るわず18着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた5戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

4歳（2014年）

6月21日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。