アンタンシオン（2022年生、母ナムララピス）

Intention

2022.05.02

アンタンシオン（2022年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「癒し、目的(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時13歳）と交配したナムララピスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田 正己。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑田正己から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月7日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

3歳（2025年）

1月6日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

6月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

7月13日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

9月7日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤新騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

2025年9月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。