サクラコミナ（1987年生、母サクラユウホー）

Sakura Komina

1987.05.05

サクラコミナ（1987年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時12歳）と交配したサクラユウホーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は八田ファーム。戦績は、中央平地4戦2勝。主な勝ち鞍は1990年の襟裳特別(500万下)。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は徳吉一己騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のセニョーラマミーに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の襟裳特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のロングタカラに2馬身半の差をつけて久々の実戦を制した。

8月19日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の漁火特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

4歳（1991年）

6月29日、約10か月半の休養明けで迎えた4戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。