ユートエトワール（2003年生、母フサイチダンサー）

ユートエトワール（2003年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋星（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時10歳）と交配したフサイチダンサーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方21戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C2-9。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

三小田幸人厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2006年）

10月28日、デビュー戦は内田利雄騎手を鞍上に据えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。馬体重は492kg。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた2戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた3戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた5戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は下條知之騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミーブランドを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

2月24日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカルチョビットを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下條知之騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下條知之騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月15日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月30日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（11戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルゲーリックに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月5日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（12戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウヨウラケットを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のパンゲアを半馬身振り切って優勝

6月16日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（16戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7月15日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で下條知之騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。