レイヴオン（2022年生、母グリシーヌシチー）

レイヴオン（2022年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモーニン（当時10歳）と交配したグリシーヌシチーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は武牧場。2024年の最後までおトクなSPAT4で2着に入った他、2024年のアイオライト特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武牧場武栄子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

7月16日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナイスデスネに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、中2週で迎えた2戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのクンツァイト特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアイオライト特別（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったボディコンシャスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ8（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンの最後までおトクなSPAT4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ナイスデスネにクビ差交わされて2着となった。

12月3日、中3週で迎えた7戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/重）に57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、武牧場武栄子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

伊藤和忍厩舎（岩手）へ入厩。

12月30日、中3週で迎えた8戦目は、2歳M2の金杯（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

3歳（2025年）

4月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳M1のネクストスター北日本（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月16日、中0週で迎えた10戦目は、3歳戦の夏端月特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の稲苗月特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のパレスゴールドを半馬身振り切って2勝目を収める

5月29日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、ツツジ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月24日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、ひだか樹魂まつり特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月8日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、3歳M2のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（10戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた15戦目は、ポッカレモン100（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた16戦目は、JA共済3Qカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

10月2日、中5週で迎えた17戦目は、フジバカマ特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったミッドナイトゲイルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、中1週で迎えた18戦目は、国消国産!JA日胆青協・紡特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岩橋勇二騎手（14戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のカツノトキメキをクビ差振り切って優勝

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、オキザリス特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岩橋勇二騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた20戦目は、ロードカナロア・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岩橋勇二騎手（16戦3勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。