カリスマビューティ（2001年生、母ミスマグニ）

カリスマビューティ（2001年6月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カリスマ＋美しさ」。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時12歳）と交配したミスマグニが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は木下勉。戦績は、中央平地1戦0勝、地方33戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2003年）

7月26日、デビュー戦は下條知之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラッシングダイヤに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた4戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3歳（2004年）

1月2日、中2週で迎えた5戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月25日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールドブロケイドに交わされて1馬身差の2着となった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインターブレーメンに7馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトーヨームテキ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月15日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のハネダエクスプレスを3/4馬身振り切って3勝目を獲得した。

12月6日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストームバニヤンに1馬身の差をつけて4勝目を収める

12月29日、中2週で迎えた19戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4歳（2005年）

1月17日、中2週で迎えた20戦目は、世田谷区特別（大井ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦2勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた21戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2一アイ（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた22戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、早春特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

4月22日、中0週で迎えた24戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月31日、中5週で迎えた25戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた26戦目は、撫子特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月4日、中1週で迎えた27戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（5戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた29戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月1日、中0週で迎えた30戦目は、築地特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定戦の新涼特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は實川純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月23日、中0週で迎えた32戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。