スペシャルシンガー（2006年生、母シングライクトーク）

スペシャルシンガー（2006年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「特別な歌い手」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したシングライクトークが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月28日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったリコリスにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のジャングルケイをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

2月7日、中3週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

4月4日、中5週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。