サイタマクラウン（1986年生、母ビクトリアローズ）

サイタマクラウン（1986年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロングエース（当時17歳）と交配したビクトリアローズが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は古沢平治牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方44戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1989年の4歳B。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

8月14日、デビュー戦は出口隆義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出口隆義騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

3歳（1989年）

1月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた5戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4月25日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（三条ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた7戦目は、松原正文騎手を鞍上に迎えて、4歳C（三条ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキリチエイサーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルキートマムに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

6月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳B（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったストリームウェイから6馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた11戦目は、高田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳B（三条ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフサトロラバンバから4馬身差の2着となった。

7月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳B（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松原正文騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマタケリストに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月15日、中3週で迎えた13戦目は、4歳A2（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原正文騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳A2（三条ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた15戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月4日、中0週で迎えた16戦目は、3歳戦のりんどう特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松原正文騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリチエイサーからクビ差の2着に甘んじた。

11月11日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木春雄騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた18戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中0週で迎えた19戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のセントウインターに半馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

4歳（1990年）

1月2日、中3週で迎えた20戦目は、新春特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月3日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（9戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木春雄騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシルキートマムに1馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

4月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木春雄騎手（11戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松原正文騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原正文騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた26戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は青木智義騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた30戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松原正文騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた32戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた33戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた34戦目は、越路賞（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた35戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は松原正文騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は青木智義騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1991年）

1月3日、中2週で迎えた37戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた38戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木智義騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた39戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青木智義騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウシュウアトムから1馬身半差の2着に敗北した。

5月7日、連闘で迎えた40戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青木智義騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（12戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったソリストターフから4馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中2週で迎えた42戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松原正文騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月18日、中1週で迎えた43戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた44戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（三条ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた45戦目は、一般B2ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は青木智義騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた46戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（9戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた47戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた48戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（13戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルホフルマーから6馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中2週で迎えた49戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（14戦4勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。