ノーステラス（2011年生、母プライムナンバー）

ノーステラス（2011年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「オーストラリアにある通りの名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時11歳）と交配したプライムナンバーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2015年の一般C3-5。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月20日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/重）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2014年）

2月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

4月13日、中9週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

8月3日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、M.エスポジート騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

9月6日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、ウッドフォードに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラストジョブに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月14日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた8戦目は、梶ヶ森天文台特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったブラウンエンジェルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月26日、連闘で迎えた9戦目は、祝!楓ちゃん1歳特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、福山競馬記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のブルーラッドを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。

12月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた13戦目は、年末年始は馬次第特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4歳（2015年）

1月10日、中0週で迎えた14戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた15戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた17戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はララブラックと並んで2着同着となった。

2月17日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月25日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた21戦目は、ビバックス特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた24戦目は、オッズパーク特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で倉兼育康騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

5月16日、中0週で迎えた26戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で倉兼育康騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3ト（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で倉兼育康騎手（10戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したビューティガッキを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月31日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉兼育康騎手（11戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた29戦目は、スギ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で倉兼育康騎手（12戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、伸びてきたエアラフォン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月28日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3ヘ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で倉兼育康騎手（13戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウマリモに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月19日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で倉兼育康騎手（14戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンハンプトンを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を収める