レーヌドゥール（2020年生、母クラリティーアイズ）

レーヌドゥール（2020年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄金の女王(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時12歳）と交配したクラリティーアイズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンバマウンテンファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2024年の冬将軍特別(一般C13ロ)。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

6月10日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

9月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から46kg増やして迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったトーアホウジョウを3/4馬身捉え切れず2着となった。

4歳（2024年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミラクルストーリーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、冬将軍特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバークエムに7馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月7日、中1週で迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、冬天の星特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トモエに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた8戦目は、安田ろろ誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニューアルケミーに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。