シゲルサソリザ（2017年生、母ポルウナカベサ）

シゲルサソリザ（2017年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星座さそり座より」。毛色は青毛。種牡馬のベルシャザール（当時9歳）と交配したポルウナカベサが20歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスウィングフィールド牧場。主な勝ち鞍は2020年のさがけいば最終レースは19時台。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月6日、デビュー戦は森裕太朗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月22日、中8週で迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

2020年3月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3歳（2020年）

3月26日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月26日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウィズアウトナインに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月30日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナンゴクエアーギルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月12日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のさがけいばナイター開催まであと52日（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、レイゲツにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月11日、中8週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた14戦目は、シクラメン賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2020年11月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。