フジノリサコ（2002年生、母マダムトランプ）

フジノリサコ（2002年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女性名」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時17歳）と交配したマダムトランプが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害5戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C5。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

2月13日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月29日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

7月17日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月7日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

12月13日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2006年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた11戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた12戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムタツマキをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

4月18日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた15戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた19戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5歳（2007年）

4月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月22日、中9週で迎えた23戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を5馬身以上キープして、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた24戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月11日、中7週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。