ニシノハタクモ（1996年生、母マルサヒビキ）

Nishino Hatakumo

1996.04.12

ニシノハタクモ（1996年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニシノエトランゼ（当時17歳）と交配したマルサヒビキが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地4戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月12日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月1日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイハヤブサを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターシャンデリアに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。