シャドウファックス（2001年生、母ミスラセーヌ）

シャドウファックス（2001年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ファクシミリ」。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時14歳）と交配したミスラセーヌが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は樫村牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の一般C5ロ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、樫村牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

7月17日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

10月2日、中6週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

12月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2005年）

1月23日、中2週で迎えた5戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた8戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコゼットマーシャに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月11日、約6か月の休養明けで迎えた9戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5-6（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

10月23日、中1週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた12戦目は、一般C5-5（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた13戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5-3（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は末田秀行騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

11月29日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、一般C5-5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイランブーケに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月4日、連闘で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、シャディサラダ館金沢桂町店杯（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

5歳（2006年）

1月3日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C3-5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で末田秀行騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月9日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた19戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で末田秀行騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。