カシノライブリー（2017年生、母ユニティ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、本田土寿から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって399.6万円で落札された。

2歳（2019年）

7月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず18着に敗れた。

3歳（2020年）

2月1日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた3戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

2020年2月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月29日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシンカンワールドに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のサンメリデンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月18日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の早苗月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のマロニエ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、クラウンデフィートにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のスターダム特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で出水拓人騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のシューティングスター特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で出水拓人騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で出水拓人騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツクルーズにハナ差届かず2着となった。

8月18日、中4週で迎えた13戦目は、えびの特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で出水拓人騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のさがけいばナイター開催まであと35日（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で出水拓人騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルパンドラに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の祝月賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で出水拓人騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月25日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、孟冬賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2020年10月29日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。