エイシンバーサス（2012年生、母カンザスガール）

エイシンバーサス（2012年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ＶＳより」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時14歳）と交配したカンザスガールが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方28戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

5月2日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。最後は勢いを失って18着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

9月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のエミタンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

4歳（2016年）

1月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月20日、中9週で迎えた15戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

3月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（8戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた19戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビュレットライナーを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月8日、連闘で迎えた22戦目は、清流中津川賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村直輝騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月15日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村直輝騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフレッシュメイトに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月22日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村直輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた25戦目は、ばんえい十勝杯（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村直輝騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木村直輝騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた27戦目は、国指定名勝浄土ヶ浜賞（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で木村直輝騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2十十一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で木村直輝騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で木村直輝騎手（10戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったラルゴスパーダにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で木村直輝騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。