クレイジーディス（2021年生、母ラヴクレージー）

クレイジーディス（2021年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部+父名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したラヴクレージーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月23日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3歳（2024年）

4月28日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のメイショウソムリエに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

6月1日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（3戦1勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい18着に終わった。

8月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

11月30日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4歳（2025年）

2月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月10日、中6週で迎えた9戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、ミリオネア賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、タイセイアーメットに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中4週で迎えた10戦目は、オプレンシア賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた11戦目は、馬い!八丈島西浜レモン（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、スペリオーレ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。