セニヒカリヲアビテ（2005年生、母ウインヒカリ）

セニヒカリヲアビテ（2005年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「背に光を浴びて」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時9歳）と交配したウインヒカリが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳B9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大北牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月20日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

5月31日、中5週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く17着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B9（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B9（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のボストンティアラに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバトルオーブを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2009年）

2月8日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2-22ロ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた9戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2-20（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月12日、中4週で迎えた10戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、高知・福山連携海援隊シリーズ一戦（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。