パクパクデスワ（2020年生、母タイクローサ）

パクパクデスワ（2020年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「健啖である様子+ですわ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時9歳）と交配したタイクローサが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中山高鹿康。戦績は、中央平地11戦0勝、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は2024年の一般C2。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

7月10日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は418kg。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月2日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は永島まなみ騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月11日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

3歳（2023年）

1月9日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で永島まなみ騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で永島まなみ騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

7月29日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた11戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

2023年9月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月7日、中8週で迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の四十雀特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた14戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、令和6年能登半島地震被災者支援（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた17戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本玲花騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本玲花騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るローガンマウンテンを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本玲花騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。