フルヴィエール（2011年生、母エンシェントヒル）

フルヴィエール（2011年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランス・リヨンの丘の名より。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時16歳）と交配したエンシェントヒルが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C2三。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額2,800万円（7万×400口）で一口馬主が募集された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

7月12日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

10月4日、中9週で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

12月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のパレットキャットに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2015年）

1月27日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。