ジョイボーイ（2022年生、母マンハイム）

Joy Boy

2022.04.18

ジョイボーイ（2022年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「愉快な少年」。毛色は鹿毛。種牡馬のレイデオロ（当時8歳）と交配したマンハイムが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、平沼龍漢によって2,530万円で落札された。

四位洋文厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

3月22日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

4月26日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したサイモンベローチェにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月1日、中4週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヤマニンヒストリアに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中5週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの英彦山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラブカに1馬身1/4の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

9月21日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2400m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの清滝特別（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシュバルツマサムネを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を収める